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Kou3

「英語上手いですね。どこで勉強したのですか?」

まだ英語が自分で話せると思っても居なかった頃、事あるごとにそう聞かれて、戸惑う事があった。

「・・・どこで?」

僕(G-FLEX経営者)は、海外に住んだこともないし、英会話スクールなどにも(実は1年だけある)ほとんど行ったことがなかったからだ。英文科卒でもないし、と言うか学生の頃は英語は苦手だった。バリバリの理系で、英語に悩まされたくちである。もちろん両親も英語は全然で、How are you?かYou understand?くらいしか話せない感じ。

英会話に本格的に触れたのは、大学に入ってからだった。たまたま外国人の友達ができたのだ。
英語は正直苦手だったのだが、大学入試のために、苦手な英語ばかり勉強していたのがこの時に役にたったと言えよう(総合点を上げるためには苦手科目を頑張るのだ)。

今考えると不思議なのは、あれだけ英語が苦手だった筈なのに、外国人とのコミュニケーションは最初から、とても上手く行ったのだった。外国人に対する興味も、海外に行ったことがないのに強かった。
知り合いのアメリカ人と一緒に飲みに行ったり、家に遊びに行ったりした。その時はたしか、当然だが、たいして英語は話せないままコミュニケーションを取っていたと思う。

その結果、研究者として働いていた僕は、転職の時には英会話力が役に立ち、何故か外資系商社に入れたし、さらにある意味エスカレートして現在の仕事をしているわけだ。
僕が英会話が出来る理由。何が理由なのだろう。結果には理由があるはずなのだ。

「英語上手いですね。どこで勉強したのですか?」

この問いの答えを何度も考えた。

「ジョージさんだ!」

これが答えだった。

僕が小さい頃(3歳以前)、横浜の家の隣にはアメリカ人が住んでいた。その人がジョージさんだ。奥さんと二人で住んでいた。
正直言えば、僕は直接的な思い出があるほど覚えていないのだが、沢山の写真が残っていて、物心ついた頃に見ていた。沢山のジョージさんと遊んでいる写真だった。当時は白黒写真だ。多分奥さんが撮ったと思われるので、奥さんも一緒に僕と出かけていた様だ。
さらに、家にはアメリカのオモチャがいっぱいあったのを覚えている。ミニカーなんかもゴツいアメ車だったり、うちにあるねんども保育園のやつと違って緑色で、油臭かったり。

親の話だと、ジョージさんは会社経営で忙しかった僕の父親代わりみたいに、僕の事を可愛がってくれていたらしい。夫婦に子どもがいなかったからかも知れない。
週末はいつも何処かに連れて行ってくれたらしい。当時は小さすぎて正直覚えていない。

とにかく、その体験は当時(45年前)身の周りでは珍しかった外国人に対して、身近で本当に良い経験を与えてくれて、それが大人になった後も消えなかった事なのだろうと思うのだ。自分では意識していなくとも。三つ子の魂百までとは大げさだが、子どものころの強烈な印象、体験はその後のその子の人生に大きく影響を及ぼす事は間違いない。

つまり、僕が特別な教育を受けなくても英語が上手いと言われて来たのは、こんな良い体験があったからだった様だ。